基本の移植は概ね終わったという感じです。合わせて、SharpDX 用自作フレームワークで作成した各種機能を強引に適用し、フレームワークのデバッグを同時に行なっているという感じです。やはり、単純なサンプル実装では現れないバグがチラホラと出てきますね。
下図、記念撮影。
上図シーンは、Deferred Rendering、PSSM によるシャドウ マップ分割、環境光閉塞、被写界深度、ポストプロセスによる線形フォグ、といった感じです。
この状態で 60 FPS を維持できなくなりました。デバッグ ビルドで 40-50 FPS くらいですね。シャドウ マッピングと環境光閉塞を適用しない、あるいは、チャンク描画範囲をもう少し狭めれば、60 FPS を維持できるのですが、なるべく負荷の高い状態で実装する方が、チューニングについて学ぶことも多いような気がしています。
分かる範囲でも、投影オブジェクトの選別ロジックを大雑把にしていること、オクルージョン カリングを大雑把にしていることなど、問題は多々あります。速度の問題以外にも、期待する影を描画できていない問題もありますが。
期待していたよりも十分な速度を維持しているので、ひとまず自作フレームワークをそのまま使い、品質を上げていく気分になりました。とても大変ですが、自分のコードならば、誤りがあった場合でも原因の特定と修正が容易であるという利点がありますからね。
でまぁ、Minecraft 風地形の実装はここで終わりにし、その実装を通じて本来やってみたかった実装の方法が見えてきたので、そちらに移行しようかなぁ・・・などと考えています。
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