2014/09/03

懐古: FF11

丁度仕事を辞めた時で、丁度新居に移った時で、丁度 ADSL を引くという時で、ならば、「ADSL の性能とやらを見せてもらおうか!」と意味不明のテンションを挙げ、当時始めたネトゲが FF11 です。
当時の仕事を辞めずに続けていたならば、FF11 の存在すら知ることが無かったでしょう。当時の僕は、仕事の事ばかり考えていましたから。

もう 10 年以上前の事ですね。サービス開始から数日経過してからの参加でしたが、時期を見れば初期組というやつです。

あの頃は、僕を含めて FF11 プレイヤの殆どがネトゲ初心者でしたので、本当に自由で混沌としていて、でも、何かの期待を抱かせる世界でした。
あれは言葉では表せない経験だと思います。くだらなくてどうでも良い事が特別な何かでした。今でもセルビナの BGM を聞くと、特別な感情が沸き起こります。
経験していない人には伝えにくいですが・・・中学や高校や大学に入学した直後のテンションみたいなものですかね、アレは。

僕は飽きやすいので、1 ヶ月程度で飽き、ウダウダと不満を言いながら惰性で 3 ヶ月程やり(あんなマゾいゲームだと不満は言うでしょう)、半年(?)くらいで辞めた記憶があります。ただ、既に FF11 内の友達とは現実でも友達になっていたので、復帰を求められて何となく復帰したり、また飽きて辞めたり、でもまた復帰したりを繰り返していました。

本格的に辞めたのは数年前です。価値観が合わないと感じて完全に辞めました。僕は数多のゲームの一つとして FF11 を捉えるのですが、延々と FF11 を続ける人には FF11 が日常なんですよね。
とは言え、日常としてくれていたお陰で、僕は復帰してもスムーズに、懐かしさも含めて楽しめたので、とても感謝しています。
と言っても、日常としていた友達らも、IL 制が導入された辺りで「もう FF11 じゃない」と思って辞めたようです。

まぁ、もう年齢や時代を考えても、あの時と同じ何かをネトゲから感じる事はないだろうなぁ、と思っていますが、しかし、何かブレイクスルーが欲しいな!と期待している所もあります。

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